人口構成と交通動向を考慮した 将来都市構造可視化シミュレーョンツールの開発に関する研究
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24 4-3.100mメッシュ別の将来推計PTの構築 4-3-1.100mメッシュ別将来推計PTの算出方法 次に、第2章で構築した100mメッシュ将来推計人口分布を基に、小ゾーン別将来推計PTを100mメッシュに配分するパラメータを設定し、100mメッシュ将来推計PTを構築する。配分パラメータの算出式を式4-1に示す。 4-3-2.100mメッシュ別将来推計PTの算出結果 2010年の100mメッシュPTを図 4-2、2040年の100mメッシュ将来推計PTを図 4-3に示し、2010年と2040年の都市計画区域内PTの比較を図 4-4に示す。用途地域内ではとトリップ数が多いメッシュが密集しており、郊外へ行くほどメッシュ内トリップ数が少ないメッシュが多くなっている。 交通手段・トリップ区分別メッシュ数を表 4-3に示す。都市計画区域及び山村地域の共通点として、自動車のトリップ数が多いメッシュが多い。一方、都市計画区域の特徴として、鉄道や二輪車のトリップ数が多いメッシュも多い。 配分パラメータ=,,,,=,, 式 4-1 POPm,a,g : メッシュ内年齢階級別性別人口 POPz,a,g : 小ゾーン別年齢構成別性別人口 z : 小ゾーン(17区分) a : 年齢構成(5-9,10-14,…,70-74,75歳以上、15区分) g : 性(男女、2区分) PTm,a,g : メッシュ内年齢構成別性別PT

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