13 3-3.地区別の将来推計人口 2010年、2015年国勢調査を基に、コーホート要因法を用いて地区別将来推計人口を算出する。 コーホート要因法とは、5歳階級別人口の5年後の人口をその要因(死亡、出生、および人口移動)ごとに計算して将来の人口を求める方法である。5歳以上の人口については、加齢とともに生ずる生残率と純移動率を用いて将来の人口を求める。また、0~4歳の人口については、女性年齢別出生率及び男女性比を用いて将来の人口を求める。コーホート要因法のフローを図 3-6に示す。 次に、コーホート要因法によって推計した2020年から2040年までの地区別将来推計人口を表 3-2に示す。都市計画区域内の将来推計人口は、2040年では393,125人となり、行政計画との差は10,876人であった。また、山村地域の将来推計人口は、2040年で15,741となり、行政計画との差は259人となった。 図 3-6 コーホート要因法のフロー
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