次世代自動車のCO2 排出量算定における ビッグデータの活用に関する検討~ 車検証データに基づく自動車走行距離の推計 ~
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12なお、車両グループjの車両台数Nsample, jは、式(10)を用いて算出できる。 ()⋅=122,1,,_kkkkjjsampleODONN (10) ただし、以下の①~③の3つの条件のいずれかに該当するときは、式(11)を適用する。 ① ()0__2,,1,,<−kjoldkjnewODOPODOPのとき ② 01=kのとき ③ 02=k、かつ、3回目以降の車検を受けていると考えられる初度登録年月のとき()0___2,1,2,,1,,==−kkjkjoldkjnewODONODOPODOP (11) ここで、 k1, k2 :車検証に記載された走行距離計表示値がいくつかの階級に分割されたときの走行距離計表示値の階級k1、および、旧走行距離計表示値がいくつかの階級に分割されたときの旧走行距離計表示値の階級k2。ただし、k1=0とk2=0の階級は、車検証に未記載の意味で「1km未満」とする。走行距離計表示値階級の設定例(1,000km刻み)を表 3-4に示す。 P_ODOnew,j,k1 :車種グループjにおいて、車検証に記載された走行距離計表示値がいくつかの階級に分割されたとき、走行距離計表示値の階級k1における代表値(km) P_ODOold,j,k2:車種グループjにおいて、車検証に記載された旧走行距離計表示値がいくつかの階級に分割されたとき、旧走行距離計表示値の階級k2における代表値(km) N_ODOj,k1,k2 :車種グループjにおいて、車検証に記載された走行距離計表示値と旧走行距離計表示値がいくつかの階級に分割されたとき、走行距離計表示値の階級がk1で、かつ、旧走行距離計表示値の階級がk2に該当する車両台数(台) また、B法では、サンプルから除外されるデータがあることから、車両グループjのサンプル率Rsample,jを式(12)で算出する。 jexistencejsamplejsampleNNR,,,= (12)

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