-16- (2)実証実験の企画提案 各地で実施されている街頭での交通安全の呼び掛け(立哨活動)は、一般的な方法としては、「交通安全」「シートベルト」「守ろう ルール」などの手持ちプレートを持って歩道に立ち並び、通行する自動車のドライバーに安全運転を訴えるものである。 多くの地域住民や企業の従業員が、無償でボランティア活動的に取り組むこの機会を活かし、より効果的な啓発活動の方法を探るために、昨年度の研究成果から、「止まってくれてありがとう」等の手持ちプレートを提示しながら「能動的」に立哨活動を行う実験を企画・提案する。 図 3-14 「能動的」交通安全立哨活動のイメージ 市民・企業等により実施されている交通安全立哨活動 • 交通安全市民運動期間中などに実施。「交通安全」「シートベルト」「守ろう ルール」などのプレートを持って歩道に立ち並び、通行車両ドライバーに安全運転を訴えている。 「能動的な」立哨活動の効果を検証する • 横断歩道での停止等、歩行者優先行動に対しての謝意をプレートで提示。 • 立ち並ぶだけではなく、ドライバーとのアイ・コンタクトを積極的に。
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