-9- 3-2 無信号横断歩道における歩行者優先運転の実態 (1)豊田市「STOP率調査」の結果から見る歩行者保護運転の実態 豊田市交通安全防犯課では、市内2箇所の無信号横断歩道(図3-4)で継続的に歩行者優先運転の実態調査「STOP率調査」を実施している。この調査結果を再整理し、停止の実態を考察する。 図 3-4 STOP率調査箇所(地理院地図(国土地理院)を利用して表示) 調査は、近年では年間4回開催される「交通安全市民運動」の時期に合わせて実施されている。朝(原則7:30~8:30)、夕(原則17:00~18:00)それぞれ1時間の間に、横断歩道を渡ろうとしている歩行者が存在する状況下での通過車両数および、そのうち停止した車両数をカウントしている。 歩行者が横断歩道を渡ろうとしている時に、停止した車両数を通過車両数で除した値を「STOP率」として評価指標に用いている。STOP率の年度毎の平均値(年間の十塚町(名鉄高架下) 西町(みくさ前)
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