地区内道路の課題に関する基礎研究 ~ 歩行者保護に資する対策の検討 ~
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-6- 3 歩行者保護啓発の必要性と実証実験の企画 3-1 歩行者に関連した交通事故の実態 平成23年から30年の豊田市における交通事故(人身事故)の発生状況について、事故発生時の状態別(交通手段別)に整理したものを表3-1および図3-1に示す。 表 3-1 状態別(交通手段別)交通事故件数(豊田市) 図 3-1 状態別(交通手段別)交通事故件数の推移(豊田市) 豊田市内における平成30年の全事故件数は1,565件で前年より300件の減少、上記期間中で最も多かった平成24年より746件の減少となっている。全事故の半数以上(約65%)は「自動車相互」の事故であり、次いで「自転車対車両」「二輪車対車両」となっている。 歩行者保護啓発施策おいて対象とすべき交通事故である「人対車両」事故は、この8年間で最も少なかった平成26年が124件であったが、平成30年は135件であり、全事故の9%程度となっている。さらに、全体が減少傾向にある中で、人対車両事故はほぼ横ばい状況であるように見られる。 H23年H24年H25年H26年H27年H28年H29年H30年H23年H24年H25年H26年H27年H28年H29年H30年1551791451241551791761356255364431831230726527428429923151201111272277260187207243195165312001321,2791,4261,3911,2521,3191,2101,1421,01272322121132117992945905322245279312,1562,3112,2021,8572,0002,0061,8651,56523101791318139人対車両車両単独合  計自動車相互二輪車対車両自転車対車両事故件数死亡事故件数05001,0001,5002,0002,500H23年H24年H25年H26年H27年H28年H29年H30年人身事故件数の推移(豊田市)人対車両自転車対車両二輪車対車両自動車相互車両単独051015202530H23年H24年H25年H26年H27年H28年H29年H30年死亡事故件数の推移(豊田市)人対車両自転車対車両二輪車対車両自動車相互車両単独

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