-5- (2)歩行者の存在をドライバーに気づかせるシステム 歩行者が歩道上にいることをドライバーに気づかせる仕組みとして、夜間はLEDライト等の照明によって歩行者を照らし出すシステムはわが国でも導入事例が見られる。韓国では「イエローカーペット」と称した設備により、昼間時においてもドライバーが歩行者に気づきやすくする仕組みが導入されている。 交差点付近の歩道の歩行者滞留スペースにおいて、路面だけではなく背後の壁面から「黄色い絨毯」が垂れ下がっているかのような塗装を施すものであり、夜間は人感センサーにより自動点灯するLED照明も設置されている。効果計測調査では、横断歩道付近において自動車の減速効果(3.0km/h程度)が報告されており、韓国政府は設置ガイドラインを策定している。 出典:http://childmaeul.org/
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