豊田市におけるバス機能を考慮した 新たなバス評価指標の提案
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5 2.おいでんバスにおけるデータ収集および活用状況 2-1.ICカード導入以前 ICカードの導入以前、とよたおいでんバスの利用状況は、全便において運転手がバス停ごとに乗車人数・降車人数を記録し、それを運行事業者が路線別・便別に日報としてとりまとめ、さらに月別の月報としてとりまとめたものを豊田市に報告する形で利用状況を把握していた(表1)。 この方法では、運転手の負担が大きいことや、利用者のODが把握できないこと、運行事業者ごとに月報の様式が異なるため、集計が煩雑になることなどの問題があった。 表1 おいでんバス乗降実績月報の例 2-2.ICカード導入後 とよたおいでんバスには、2016年4月1日より交通系共通ICカードが導入されており、利用者の乗降の状況が運行事業者に蓄積される仕組みとなっている。蓄積されたデータは、運行事業者から豊田市に提出される仕組みとなっている。現在、ICカードのログデータは、運行委託事業者への運行委託費の支払い金額の確認に利用されているが、データを集計・分析するような体制は整えられていない。 下山・豊田線乗降実績年1月発乗降乗降乗降乗降乗降乗降乗降乗降乗降乗降乗降乗降乗降乗降大沼48046055018058060408090401000002570業務センター前1402000904609030001010200000870下山支所9080460200560180307011012011010302050根崎2026052080561311020901105030101792新井前270530400690410259141606713050000029917郡界橋4012050110200000000010000000350花山学校下15040015011031020202030300000101250花沢ヲチ合27024012041018060103041301010101421長峰305030801901001100001100000412切二木5409304801250172035013114364714801502059222松平郷18040180180110130409040303000001050林添1101021010190040103020201010005719林添寺脇1030100000000014000000000064大内23110903003012050200000100000861新双竜橋北6010005118946300340305050007516鵜ヶ瀬601311641213334633938330805903801002474485松平橋133023137201221422010110000004137六ッ木6611002110250372231251121120707040003298志賀住宅前130020000000100000100000000134志賀町1002200000030000000000000035大見口582040511201151012322302001005821泉町7518572216321437751012285900008960神池町576783530612172262398242442326122141101045864野見小学校前3838115523103131416557563258548020139102御立5501649158431510660731311113026201074361森01414045032021121201318001201030101豊田本町050503304201802302008016030602000181桜町01000002040201000600000000016喜多町四丁目0201103027060308010700030500076豊田市037404330243011601900167013901010353013009104601102394合 計4734735435434344345325325895892462462052051331334764761771771241245454131339993999106822016乗車人数合計8407月間乗車人数総合計12:0114:0116:01大沼→豊田市(平日)平日6:056:387:007:228:0410:0117:0118:0119:0120:32上り合計

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