30 第10次愛知県交通安全計画には、高齢運転者を対象とした事故対策は下記の通りである。項目数は12であり、対策内容は21件である。そのうち、「車・人・環境」の視点から見てみると、車を対象とした対策が1件、道路環境を対象とした対策が7件、人を対象とした対策が13件である。 表 5-2 第10次愛知県交通安全計画 項目名 頁 対策内容 視点 先端技術の活用推進 8 安全運転を支援するシステムの普及・啓発 車 歩行空間等の整備 12 信号灯器のLED化 環境 道路標識の高輝度化 環境 休憩施設等の整備推進 26 追越しのための付加車線の整備 環境 道の駅等の休憩施設の整備 環境 交通安全教育の推進 31 高齢者講習及び更新時講習の高齢者学級内容の充実 人 高齢運転者の受講機会の拡大 人 高齢運転者の自発的な受講の促進 人 普及啓発活動の推進 38 高齢者マークを取り付けた自動車への保護意識の向上 人 高齢者に対する教育の充実 40 高齢者講習の効果的実施 人 更新時講習における高齢者学級の拡充 人 臨時適性検査等の確実な実施 40 認知症の疑いがある運転者の把握 人 41 安全な運転に支障のある者の運転免許の取消し 人 認知症に関する専門医の確保 環境 高齢運転者標識の活用 41 高齢者マークの積極的な使用の促進 人 高齢者支援施策の推進 41 運転経歴証明書制度の周知 人 公共交通の確保・充実に向けた公共交通事業者、市町村及び関係機関の取組に対する助言や調整の実施 環境 自動車運送事業等に従事する運転者に対する適性診断の充実 41 高齢運転者等に受診させるよう義務化 人 適性診断の実施者への民間参入の推進 環境 事業用車の事故の発生傾向、主要な要因を踏まえた事故防止対策 44 高齢運転者等に対するより効果的な指導方法の確立 人 高齢者の交通事故防止に関する研究の推進 61 高齢運転者の交通行動特性を踏まえた効果的な交通事故防止対策の立案に関する研究の推進 人 注：全国交通安全基本計画とほぼ同様であるが、安全運転の確保の項目はない。 第10次豊田市交通安全計画には、高齢運転者を対象とした事故対策は下記の通りである。項目数は13であり、対策内容は20件である。そのうち、「車・人・環境」の視点から見てみると、車を対象とした対策が2件、道路環境を対象とした対策が5件、人を対象とした対策が13件である。 表 5-3 第10次豊田市交通安全計画 項目名 頁 対策内容 視点 先端技術の活用促進 6 安全運転を支援するシステムの有効活用 車 歩行空間等のバリアフリー化による交通安全対策の推進 9 信号灯器のLED化 環境 道路標識の高輝度化 環境 交通安全学習センターにおける交通安全教育 17 交通安全講習や出張講習の実施 人 交通安全教育指導用備品等を活用した参加・体験・実践型の講習の実施 人 高齢者の交通事故実態に応じた具体的な指導の実施 人 運転免許証自主返納制度等の周知 人
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