交通安全に係るビッグデータを活用するためのデータプラットフォーム構築の試み
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93 付録7:ヒアリング調査用の説明資料 交通安全に係るビッグデータを活用するためのデータプラットフォーム構築の試み(報告のポイント)○交通安全等に係るビッグデータの活用方法の整理○プラットフォームの構築方法の試み(ご議論いただきたい点)〇データ提供、維持管理及び公表方法について〇今後の活用方法について交通の安全・安心②主担当:楊、担当:三村、補助:坪井関係者外秘背景と目的○豊田市における交通安全に係るビッグデータを更に活用するため、豊田市と研究所双方がデータを共有するための効果的なデータプラットフォームの構築を試みる○背景•第8次豊田市総合計画の中で、厳しさを増す財政状況は豊田市が抱える脅威の一つとして明示されている。このため、実施する政策の妥当性の判断や、実施した政策評価を効率的・効果的に行える「仕組み」が求められている•この「仕組み」の実現に向けて、様々なビッグデータを統合的に管理するデータプラットフォームの構築が有用○目的•豊田市における交通安全に係るビッグデータを更に活用するため、豊田市と研究所双方がデータを共有するための効果的なデータプラットフォームの構築を試みる○特徴•交通安全に係る様々なビッグデータを用いて、点(交差点)、線(道路区間)、面(メッシュ)それぞれを対象としたデータの新たな蓄積・活用方法を検討する•H29年度自主研究*1の延長線上にあり、発展的な研究遂行を目指そうとする•学会参加を通じて、交通安全に係る有識者や専門家から意見を徴収したり、豊橋技術科学大学、中京大学、国士館大学と連携して進めている近隣交通安全研究会の場で議論したりすることを通じて、幅広い視点からの検討を行おうとする*1:中国の都市における交通まちづくりの現状と将来に向けての動向に関する調査(主担当:安藤)1研究の流れ○「文献調査」、「基礎データの整理」、「データプラットフォームの構築及びその活用方法」の三本柱で研究を推進2.基礎データの整理○研究所が保有する基礎データの整理○オープンデータの整理(メソレベル・マクロレベル)〇豊田市が共有できる基礎データの整理3.データプラットフォームの構築及びその活用方法○プラットフォームの構築方法の試み○交通事故要因や空間分布特徴の解明○総合指標「交通安全力」の作成〇データの維持管理や結果公表の検討4.とりまとめ○豊田市における地域の交通安全確保に向けた政策提言6月1.文献調査○国内外の交通安全ビッグデータのプラットフォームの構築に関わる最新動向の把握○交通安全等に係るビッグデータの活用方法の整理1月3月11月本日報告①2本日報告②31.文献調査○「国内外の交通安全ビッグデータのプラットフォームの構築に関わる最新動向の把握」、「交通安全等に係るビッグデータの活用方法の整理」を実施(1)国内外の交通安全ビッグデータのプラットフォームの構築に関わる最新動向の把握(方法)交通安全に係るビッグデータの活用を想定したプラットフォームの構築実態について、国内外の状況を文献調査、場合によってヒアリングを通じて整理する。主な整理項目は、構築目的、収集されるデータ(ソースを含む)、機能内容、活用先、構築者、費用、評価等とする。当該整理を通じて、現状構築されている交通安全ビッグデータプラットフォームの特徴と課題を明示する。(2)交通安全等に係るビッグデータの活用方法の整理(方法)交通安全ビッグデータの活用による政策支援の多様な可能性を把握するため、国内外の研究論文を中心に文献整理をする。主な整理項目は、背景、目的、分析対象、分析手法(人工知能を含む)、結果、課題とする。当該整理を通じて、豊田市及び日本の高齢化を始めとする多様な政策課題を踏まえた交通安全ビッグデータ活用の将来性・可能性を明示する。

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