51 5-2 使用データ及び構築結果 本章で集約した研究所が保有する基礎データは下記の通りである。 1)平成17年から26年までに豊田市で起こった交通人身事故データ(24,443件) 2)平成24年から26年までにヒヤリハットデータ(12,154件) 3)スマートフォンによる車両急ブレーキデータ(0.3G以上、59,224件) 4)豊田市外環状線+α地域の車道幅員5.5m以上道路の速度規制データ(2013年時点) 5)豊田市全体地域を対象としたデジタル道路地図データ 交通人身事故データの集約結果を図 5-2に示す。なお、データを集約した際に、事故内容(死亡、重傷、軽傷)と事故類型(人対車両、車両相互、その他)の組み合わせによって、交通事故データを9種類にカテゴリー化し、色付けと記号の組み合わせで表示する。そして、QGIS画面から、各カテゴリーの交通事故件数を確認することは可能である。 図 5-2 事故類型別事故内容別の交通人身事故データ(24,443件) ヒヤリハットデータの集約結果を図 5-3に示す。なお、データを集約した際、回答者種類(小学校4年生、保護者)によって、ヒヤリハットデータを2種類にカテゴリー化し、異なる色付けで表示する。そして、QGIS画面から、各カテゴリーのヒヤリハット件数を確認することは可能である。
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