10 ヒヤリマップの公表について、一部の地方自治体はすでにインターネットを通じて、事故多発箇所やヒヤリハット指摘箇所を公開している。その事例は図 2-9に示す。 図 2-9 ヒヤリマップの公表(名古屋市事例) そして、民間プローブデータを活用した交通事故対策の事例について、埼玉県におけるホンダ自動車の事例を図 2-10に、大阪市におけるトヨタ自動車の事例を図 2-11に示す。 図 2-10 民間プローブデータの活用事例(ホンダ自動車) ヒヤリマップの公表○全国一部の地方自治体はすでにインターネットを通じて、交通安全に係わるヒヤリマップを公表中。例えば、名古屋市は交通事故の多発箇所やヒヤリハット箇所を公表済(下図)〇掲載したヒヤリハットの内容は地域、警察署等と協力して作成した「人身事故発生・高齢者交通安全ヒヤリ地図」等を参考に作成中。民間プローブデータの活用事例(埼玉県)○埼玉県はホンダと「道路交通データ提供に関する協定」を締結し、ホンダから「通過時間データ」「急ブレーキ発生箇所データ」の提供を受けて、道路交通の安全性・利便性の向上のための施策を実施。例えば、街路樹の剪定、路面標示の実施、ポストコーンの設置など出典:クリエイティブぼうそう第88号、http://www.ctv-chiba.or.jp/jichi/jigyou-shoukai/kuribou/creative/pdf/88-4.pdf
元のページ ../index.html#16