交通安全に係るビッグデータを活用するためのデータプラットフォーム構築の試み
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9 図 2-7 生活道路事故メッシュ図(500 m) 交通事故データのオープン化についての最新動向としては、平成32年度内に、交通事故データを無料で公開する方針が閣議決定されて、一部の地方自治体(例えば、福岡県)はすでに交通事故を公開し、一般市民が無料で入手できるようになった。その詳細は図 2-8に示す。 図 2-8 交通事故データのオープン化 ○ITARDAのHPで生活道路での約500m×500mメッシュ単位の死傷事故を閲覧可能。一方で、公表データは一定期間(平成26年、28年、29年)に限定しているため、平成26年前の事故発生状況を閲覧不可能出典:交通事故総合分析センター、http://www.itarda.or.jp/service/webmap.phpITARDAの総合事故分析システムの成果交通事故データの最新動向(オープン化)○平成32年度中の全国統一基準による交通事故統計情報のオープンデータ化を目指す1)○福岡県警等が交通事故原票データをオープン化し、一般市民が無料で自由閲覧可能2)項目名内容(例)No.1計上年2017計上月7計上所属豊前警察署所属コード213事故内容軽傷発生年月日20141019発生時18発生曜日日発生場所番地築上郡吉富町大字小祝955番地先路上市区町村コード642道路形状一般交通の場所事故類型その他の追突1当_種別普通乗用(総重3.5t未満又は定員10人以下)1当_年齢331当_性別男1当_損傷程度損傷なし2当_種別普通乗用(総重3.5t未満又は定員10人以下)2当_年齢322当_性別男2当_損傷程度軽傷路線その他の市町村道昼夜夜暮天候晴死者数0重傷者数0軽傷者数1発生場所緯度33.61473889発生場所経度131.1756776出典:1) https://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/kettei/pdf/20180615/siryou1.pdf2) https://ckan.open-governmentdata.org/dataset/401000_koutsuujiko2017

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