交通安全に係るビッグデータを活用するためのデータプラットフォーム構築の試み
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100 付録8:ヒアリング調査の会議録 会 議 録 会議名 交通の安全・安心②プラットフォームの打合せ 場所 豊田市役所南庁舎4F 交通安全防犯課 会議日時 平成31年2月25日(月)10:00 ~ 12:00 出席者 交通安全防犯課 担当長 安川様 主査 遠部様 公益財団法人 豊田都市交通研究所(TTRI) 主席研究員 三村 主任研究員 楊 配布資料 1. 打合せ次第 2. 交通安全に係わるビッグデータを活用するためのデータプラットフォーム構築の試み(パワポ) 3. 生活道路に着目した交通事故予測モデルの検討(Word) TTRIの取組んでいる自主研究テーマの一つである「交通安全に係わるビッグデータを活用するためのデータプラットフォーム構築の試み」研究内容の一部(ビッグデータの活用方法の整理やプラットフォームの構築方法の試み)を報告した後、TTRIが開発しているデータプラットフォームの概要及び、それで集約した整理した基礎データの説明を行った。そして、交通安全防犯課の担当者と対象に、豊田市で交通安全に係わるビッグデータの保有現状や活用方向性、そして、道路基盤データの管理などのヒアリング調査を行った。主な意見は以下のとおりである。 1. TTRIの自主研究内容や構築中のデータプラットフォームについて ■TTRIの自主研究内容 ・ 時間に伴い、道路構造が変わっているため、交通事故件数の集計単位(道路区間)も変わっている。例えば、南バイパスの整備によって、交通事故件数が減ってきたかどうかを評価する場合でも、本研究の成果では、このような変化にも対応できると良い。 ・ TTRIの作成中の「交通安全力」といった指標は有用であり、この指標を用いて、ほかの都市と比較した豊田市の交通安全の状況を明らかにすることができると良い。 ■構築中のデータプラットフォームについて ・ いろいろな条件を用いて、交通事故データを検索し、地理情報システム(GIS)で可視化することは非常に面白い。(株)パスコが構築したGISシステムには、交通事故データをプロットした結果を示しているが、交通事故件数を集計した結果を示す機能はない。 ・ 交通事故件数の発生時間帯(例えば、朝6-9時)によって、交通事故件数を集計した結果を示すことは可能であるため、市役所の担当者のご希望があれば、TTRIが機能追加を行う。

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