交通安全に係るビッグデータを活用するためのデータプラットフォーム構築の試み
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96 12民間プローブデータの活用事例(埼玉県)○埼玉県はホンダと「道路交通データ提供に関する協定」を締結し、ホンダから「通過時間データ」「急ブレーキ発生箇所データ」の提供を受けて、道路交通の安全性・利便性の向上のための施策を実施。例えば、街路樹の剪定、路面標示の実施、ポストコーンの設置など出典:クリエイティブぼうそう第88号、http://www.ctv-chiba.or.jp/jichi/jigyou-shoukai/kuribou/creative/pdf/88-4.pdf13民間プローブデータの活用事例(大阪市)○大阪市は、平成27~28年度において、「株式会社トヨタIT開発センター」と連携し、トヨタ自動車からクルマのビッグデータを使い、共同で実証実験を実施。収集したビッグデータの分析により特定したヒヤリハット場所と注意すべき点を記載したヒヤリハットマップを作成済出典:大阪市役所のHP、http://www.city.osaka.lg.jp/ictsenryakushitsu/page/0000347796.html14ETC2.0プローブデータの紹介○ITSスポット(主に高速道路や道の駅に設置)、経路情報収集装置(主に直轄国道に設置)の路側器と走行車両の双方通信によるプローブデータ○直轄国道に設置されたものから、車両履歴データ、車両挙動データを収集することで、従来調査手法として把握できない生活道路において、通過交通量、走行速度も把握可能出典:インフラ・イノベーション研究会の発表資料(国土交通研究部道路研究室研究官尾崎悠太)15ETC2.0プローブデータの活用事例○ETC2.0プローブデータを活用し、生活道路エリア内の通過交通経路・台数、速度分布を面的に把握することで、通過交通が多い区間、速度の高い区間等を対象に対策立案が可能出典:インフラ・イノベーション研究会の発表資料(国土交通研究部道路研究室研究官尾崎悠太)

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