⾼齢運転者を対象とした後付け型ADASの多様な効果に関する研究
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845-3.⾼齢運転者本⼈への意識調査 5-3-1.調査の企画 ここでは、⾼齢運転者本⼈への利⽤促進つながる⽅策を考えるため、⾼齢運転者の近親者と同様に以下の視点からの検討に⽤いることを狙い質問を企画した。 視点1:どんな⼈のニーズが⾼いか(居住地域、運転能⼒) 視点2:どんな製品のニーズが⾼いか(価格、機能、購⼊時の情報) 視点3:誰が利⽤提案するのが良いか 調査対象者は、これまでの調査と同様に楽天インサイトモニターとした。 居住地域による⾼齢運転者の運転に対する考え⽅の違いの有無を確認するため、全国都市交通特性調査(全国PT)の都市類型25)を参考に、三⼤都市圏、地⽅都市圏中⼼都市、地⽅都市圏周辺の地域を対象とした。 ⾼齢運転者をスクリーニングするための調査では919件の回答を得た。その中から運転頻度や居住地、性別、年齢などを考慮してスクリーニングを⾏い、本調査(Q1-11)では300件の回答を得た。 ⾼齢運転者への質問項⽬として表5-3に⽰す質問を⾏うこととした。使⽤した調査票は参考資料に⽰す。 表5-5 後付けADAS利⽤者調査の質問内容

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