776)「運転時認知障害早期発⾒チェックリスト」(抜粋)の該当数 ⾼齢運転者の認知障害の有無や程度を把握するため、運転者認知障害早期発⾒チェックリスト26)を参考に、回答者が回答しやすいと思われる項⽬を10個抽出して質問した。 その結果、該当者が最も多いのは「ドライブに⾏く回数が減った」であり、次いで「⾞庫⼊れで壁やフェンスにこする事が増えた」「⾞のキーや免許証を探し回る事がある」の順に多い。 図5-25 チェックリストの該当状況 図5-26 チェックリスト全体(右)とその中から抽出した10項⽬(左) 26 警視庁:やってみよう!「運転時認知障害早期発⾒チェックリスト30」サイト、https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/kotsu/jikoboshi/koreisha/korei_check_list30.html, 2019.3最終閲覧. あてはまる13.04.77.32.314.016.711.711.0あてはまらない64.370.072.080.084.367.781.358.065.055.3わからない22.725.320.717.714.318.317.025.323.333.71.⾞のキーや免許証などを探し回ることがある(n=300)2.今までできていたカーステレオやカーナビの操作ができなくなった(n=300)3.スーパーなどの駐⾞場で⾃分の⾞を停めた位置がわからなくなることがある(n=300)4.運転している途中で⾏き先を忘れてしまったことがある(n=300)5.⾞で出かけたのに他の交通⼿段で帰ってきたことがある(n=300)6.⾞庫⼊れで壁やフェンスに⾞体をこすることが増えた(n=300)7.⽇時を間違えて⽬的地に⾏くことが多くなった(n=300)8.好きだったドライブに⾏く回数が減った(n=300)9.以前ほど⾞の汚れが気にならず、あまり洗⾞をしなくなった(n=300)10.運転すると妙に疲れるようになった(n=300)
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