⾼齢運転者を対象とした後付け型ADASの多様な効果に関する研究
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764)回答者の居住地(都市類型別の構成⽐) 全国都市交通特性調査の区分を参考に、三⼤都市圏中⼼都市(a)、三⼤都市圏周辺都市(b,c)、地⽅都市圏中⼼都市(d,f,h)、地⽅都市圏周辺都市(e,g,i,j)の区分別に回答者数を制御した結果、図5-23に⽰す構成⽐の回答者が得られた。()内のアルファベットは表5-4に対応している。 図5-23 回答者の居住地別構成(n=300) 表5-4 第6回全国都市交通特性調査の対象都市と都市類型 5)⾼齢運転者の運転に対して実践していること 最も多いのは「安全運転の呼びかけ」で半数程度、次いで多いのは「必要最低限以外の運転は控えるよう呼びかけ」が約3割である。呼びかけは実践しやすい取り組みと⾔える。 「運転時間限定」「運転範囲限定」などの運転に何らかの制限をかけることや、「免許返納の呼びかけ」がそれぞれ1割強存在する。⼀⽅、「何もしていない」も3割存在する。 図5-24 ⾼齢運転者の運転に対して実践していること 三大都市圏中心都市15%三大都市圏周辺都市27%地方都市圏中心都市24%地方都市圏周辺都市34%N=300n%全体300100.01特に何も実践していない/以下の選択肢にあてはまるものはない9030.02安全運転に注意するように呼びかけている15551.73必要最低限の場合以外は運転を控えるよう呼びかけている8729.04運転する時間帯を限定している(明るい時間帯限定など)3511.75運転する範囲を限定している(⾃宅から病院やスーパーまで限定など)3511.76運転する機会を限定している(代わりに運転できる⼈がいない場合限定など)248.07⾞の運転は控え、鉄道やバスなどの公共交通機関の利⽤や、他の運転者の⾞に同乗217.08運転をしないよう、あるいは運転免許を返納するよう、呼びかけている3411.39⾃動ブレーキやペダル踏み違い時加速抑制装置などを搭載した安全運転サポート⾞268.710後付警報器を搭載した⾃動⾞を使⽤している51.711運転⾒守りサービスに加⼊している(⾼齢ドライバーの運転状況や、危険な運転をした51.712その他:20.730.051.729.011.711.78.07.011.38.71.71.70.70%20%40%60%80%100%123456789101112

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