263-3.実証実験の実施 3-3-1.説明会・⾞載器取り付け 実証実験に参加するモニターに対して、実験概要の説明、規約の説明、質疑応答、事前の意識調査を実施した。合わせて、⾞載器の取り付けを⾏った。 説明会は、第1期と第2期のモニターを対象にそれぞれ個別に実施した。第2期のモニターへの説明会は、後述する「体験会・講習会」と⼀体的に実施した。 説明会の概要を表3-6に、説明会の⾵景を図3-5に⽰す。 説明会では、実証実験の概要説明、規約の説明、質疑応答と規約への同意の確認(署名した同意書を提出)、意識調査を⾏った。説明会で使⽤した資料を参考資料に⽰す。 表3-6 説明会の概要 第1期 第2期 ⽇時 2018年10⽉30⽇(⽕) 9:00〜17:00 (午前と午後の2回開催) 2018年12⽉21⽇(⾦) 9:00〜17:00 (午前と午後の2回開催) 場所 井郷交流館 (豊⽥市四郷町東畑70-1) 中部トラック総合研修センター (みよし市福⾕町⻄ノ洞21-127) 参加者数 午前:5名 午後:7名 午前:3名 午後:6名 警報が鳴る際の閾値の設定が可能なME、EL、DDでは、今回の実証実験に際して設定を⾏った。第1期では⾼齢運転者が利⽤することを考慮して、標準的な値よりも安全側(警報が鳴りやすい状態)の設定とした。しかし第1期の参加者から「警報が鳴りすぎる」などの意⾒が続出したため、第2期では標準的な閾値に変更した。 設定した閾値を表3-7に整理する。 表3-7 設定した閾値 項⽬ 第1期 第2期 ME ⾞間秒数の設定 2.0秒 1.2秒 ⾞線逸脱警報の感度 ⾼感度 低感度 EL ⾞間秒数の設定 2.0秒 1.2秒 ⾞線逸脱警報の感度 ⾞線を踏む直前⾞線を踏んだ後DD 前⽅衝突警報の感度 ⾼ 中 ⾞線逸脱警報の感度 7 5
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