7(3)本研究で取り扱う後付けADASの候補 本研究では⾼齢運転者を対象とした後付けADASの実証実験を実施する。その際に使⽤する後付けADASとして使⽤する機器を選定するため、複数の機種を対象の情報収集と整理を⾏った。表1-2にその結果を整理する。 ここに取り上げた機器は、市販されている製品だけでなく、損保会社が保険商品の⼀部として販売されているものや、あるいは、個⼈のスマートフォンにアプリをインストールすることで、無料で利⽤できる製品も追加した。 運転⽀援機能は製品によって様々であるが、前⽅衝突警報はほとんどの機種で装備されている。公的な基準に適合している製品は、Mobileye、Elpis、ドラドラの3機種である。そのうち前の2機種については、トラック協会等により営業⽤⾞両への取り付け費⽤の補助が出る対象となっている。 なお、本研究の対象にしなかったが、トヨタ⾃動⾞の「安⼼機能付きドライブレコーダー」は、ドライブレコーダー機能と、安⼼機能としてふらつき・はみ出し⾛⾏通知、⾞両接近・前⽅⾞両発信通知、進⼊禁⽌標識通知の機能が装備されている。価格は5万円前後である。 表1-2 本研究で取り扱う後付けADASの候補⼀覧4) 4 各社ホームページ.
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