3 1-2.研究の構成 研究の構成は、まず、最寄りの施設までの距離と複数の施設の回遊を考慮した距離を比較する。次に、複数の施設の回遊する際に、交通手段によるアクセシビリティの差を分析し、そのアクセシビリティを比較することで、不便になる原因を明らかにする。最後に、アクセシビリティの低下を防ぐための対策の検討のため、拠点と公共交通網の重要度を分析する。全体の構成は図 1-3の通りである。 図 1-3 研究の構成 1.研究の背景と目的3.平均最寄距離と巡回距離の比較•移動手段の違いによる移動パターンの設定(自家用車、送迎、公共交通)•移動パターン別の移動時間の算出•3つの移動時間の比較による不便の原因の把握4.巡回距離によるアクセシビリティ評価5.アクセシビリティの維持の対策の検討施設集約拠点の重要度バス路線の重要度•With-Without分析による集約拠点の重要度把握•MinisumとMinimaxによる優先順位の決定•人口特性の考慮•路線がカバーする移動量に基づいた重要度分析•人口特性の考慮6.おわりに•施設データ(病院、銀行、スーパーマーケット)•ネットワークデータ(道路網、公共交通網2.データ構築
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