2 図 1-2 第3次豊田市住宅マスタープラン(2018.3) 今までの住民のアクセシビリティに関する研究は、買い物施設、供給施設、医療施設など都市機能の種類別に独立した評価が多い。しかし、住民の移動は複数の目的を伴う場合が多く、個別の活動へのアクセスビリティは良好であるものの、それぞれの施設が分散していると、効率的な空間配置とは言い難く、様々な機能の地理的な集約を考慮したアクセシビリティの評価が必要である。 そこで、本研究では、近年の立地適正化計画の拠点のような都市機能の地理的な集約による複数の都市機能の利用を考慮してアクセシビリティを評価し、アクセシビリティの低下を防ぐための対策を検討することを目的とする。
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