都市機能集約と人口変動を考慮したアクセシビリティの観点からの都市構造評価
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17 図 5-4 各移動パターンにおける利便性レベル別の人口の割合 図 5-5、図 5-6、図 5-7はそれぞれの移動パターンにおける利便性のレベルの分布を表している。図 5-5の自家用車パターンの利便性レベルの分布をみると、都心から遠くなるほど不便になることが分かる。図 5-6の送迎パターンも同様な分布であるが、都心を中心としてその周辺部のレベルが若干低いことが見られる。この地域では、施設が周辺にあるものの、分散しているから、徒歩で巡回できる集約地点まで移動が求められるため、移動時間が長い。図 5-7の公共交通パターンは、レベル1の地域は、鉄道駅周辺など一部の地域のみに限られ、山村部で公共交通利用不可地域が分布していることが分かる。また、山村部ではない高岡や上郷地域でも公共交通利用不可能地域が分布していることが読み取れる。 図 5-5 自家用車パターンにおける利便性レベルの分布 90.4%73.6%4.3%4.9%18.7%46.9%1.7%3.0%30.5%3.1%4.7%4.1%14.2%0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%自家用車送迎公共交通(乗り換えなし)利用不可level4level3level2level1

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