立地適正化を見据えた豊田市の人口動態に関する基礎的調査研究
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37(2)検証の対象とする指標 コンパクトシティ等についての研究の中で、都市レベルでの⾏政的視点から⽴地場所の違いを評価する指標が様々検討されている。 このうち、社会指標や⼼理指標、環境指標は、⼈の価値観によりばらつきが⼤きいことや、算出⽅法が複雑になることから対象外とする。 表3-1 既往研究における⽴地場所の違いを評価する指標 分類著者等評価指標内容総合的な評価⼾川ら2012、鈴⽊ら2009トリプルボトムライン経済・環境・社会的側⾯市⺠⽣活⾏動学経済的、⼼理的、社会的観点⾏政コスト⼩瀬⽊ら2010インフラ維持コスト道路、上下⽔道⼩瀬⽊ら2010公共施設維持コスト病院、公⺠館、学校等福⽥ら2003社会保障コスト扶助費、衛⽣費、消防費社会的指標⼼理的指標加知ら2007余命指標を⽤いたQOL指標交通利便性、居住快適性、安⼼安全性からなる指標環境指標⼾川ら2012、中道ら2004CO2排出量CO2排出量 豊⽥市の決算や、世帯における家計の⽀出の内訳を確認(次ページに⽰す)した上で、世帯の⽴地場所や⽴地有無により⼤きく変化し得る指標として、以下の指標を⽤いることとした。 ⾏政⽀出:扶助費、維持管理費 収⼊:市⺠税、固定資産税、都市計画税 家計⽀出:住居や交通の費⽤、税⾦(固定資産税、都市計画税) 収⼊:なしとする

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