立地適正化を見据えた豊田市の人口動態に関する基礎的調査研究
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312-5-3.豊⽥市の地区別の住宅地価の推移 豊⽥市の地区別の住宅地価をみると、挙⺟地区が最も⾼く12万円/m2である。豊⽥市内では⾶び抜けて⾼い地価であるが、⻑久⼿や刈⾕の地価に⽐べると安価である。 挙⺟地区以下では、⾼橋地区や⾼岡地区、上郷地区の地価が⽐較的⾼い傾向にある。 地価の推移をみると、松平地区を除く旧豊⽥市の各地区において、2010年頃から地価が上昇傾向にある。 03060901201502000200520102011201220132014201520162017平均住宅地価(千円/km2)挙母(27)高橋(10)上郷(6)高岡(17)猿投(14)松平(4)藤岡(6)小原(2)足助(2)下山(2)旭(1)稲武(2)全域(93) 図2-40 豊⽥市と周辺⾃治体の市街化区域内の住宅地価の推移25) 2-5-1.まとめ 豊⽥市の住宅地価は、⻑久⼿や刈⾕などの周辺の⾃治体と⽐べて特に⾼いという状況ではない。挙⺟地区に限定すると、⽇進や安城、東郷などの⾃治体と同じ程度の地価となっている。 しかし⼀⽅で、豊⽥市が転出者に対して⾏ったアンケート調査26)によると、豊⽥市に住めなかった理由として、住宅や宅地の価格が⾼かったことを挙げる割合が最も⼤きい。 このことから考えると、豊⽥市内で住宅や宅地が供給され転居先の候補地となるような場所では地価が⾼い傾向にあることが推察される。 26) 豊⽥市提供資料
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