立地適正化を見据えた豊田市の人口動態に関する基礎的調査研究

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182-3-3.⾼橋地区と⾼岡地区の違いに関する分析 ⾼橋地区と⾼岡地区では、⼈⼝が増加した時期は類似しているが2017年における20歳代前後の年齢層の割合に違いがあることが、先の分析で明らかになった。こうした違いが⽣じている理由としては、①開発余地の⼤きさ、②他地域とのつながり（交通利便性）、③地価など、様々な要因が考えられる。ここでは、②他地域とのつながりに着⽬して分析を⾏う。 両地区における他地域とのつながりの状況を確認するため、豊⽥市が平成25年度に⾏った「平成25年度地域モビリティ・サービス最適化検討調査業務委託」の結果を⽤いて地域の流動状況を概観する。この流動状況は、第５回中京都市圏パーソントリップ調査のデータ（2011年調査）を分析したものである。 ⾼橋地区では、豊⽥市内の地区以外で流動量が多い市町村は名古屋市（構成⽐は3.6%）である。 図2-20 ⾼橋地区の流動状況18) 18) 豊⽥市: 平成25年度地域モビリティ・サービス最適化検討調査業務委託, 2013.