立地適正化を見据えた豊田市の人口動態に関する基礎的調査研究
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172-3-2.年齢構成 地区によって⼈⼝増加のタイミングが異なっていることから、各地区の年齢構成にも差異があると考えられた。2017年4⽉時点の年齢構成を概観する。 地区別にみて、⾼齢化率(65歳以上⼈⼝⽐率)が最も⼤きいのは⾼橋地区(24.4%)である。65歳以上の各年齢層の⼈⼝割合でも地区の中で最も⼤きい。⾼橋地区では、65歳前後世代の⼦供世代(40歳前後)に⼭があるが、孫世代(20歳前後)の⼭はない。 ⾼岡地区は、65歳前後世代、その⼦供世代(40歳前後)、孫世代(20歳前後)に⼭が存在する。⾼岡地区の⾼齢化率は藤岡、拳⺟に次いで低い。猿投地区は5〜9歳⼈⼝の構成⽐が最⼤であり、その親世代と考えられる40歳前後⼈⼝の構成⽐も最⼤である。地区により、20歳代前後の年齢層に⼭がある地区とない地区がある。 藤岡地区では、50歳前後世代の⼈⼝が最も多い。⼈⼝増加の時期の違いによる年齢構成の違いは、藤岡地区で顕著に現れている。 19.0%24.4%22.5%20.7%21.7%22.5%17.8%21.7%0.0%5.0%10.0%15.0%20.0%25.0%30.0%高齢化率拳母高橋上郷高岡猿投松平藤岡市全体 図2-18 地区別の⾼齢化率(2017年4⽉)17) 0%2%4%6%8%10%拳母高橋上郷高岡猿投松平藤岡市全体高橋松平藤岡猿投高岡拳母上郷 図2-19 地区別の年齢階層別⼈⼝構成(2017年4⽉)17)

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