豊田市におけるタクシーを活用した外出支援策に関する研究
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71 3-1-2.考察 (1)自動運転に関する様々な費用 投資可能額の考察を⾏うのにあたり、ここで、2017年度に調査した自動運転に関する様々な費用について整理する。 表3-3-2 自動運転に関する様々な費用 種類・内容 価格・予算額 ■ZMP Robo Car Mini Van パッケージ →自動運転の実証実験を⾏うことが可能な⾞両・システム・センサ・⾼精度マップ・実験企画・システム調整・関係機関届け出支援・実験実施支援を⾏う。⾞両や機材等は購入。実証実験の期間は1週間程度。参考URL:https://www.zmp.co.jp/products/robocar-minivan-roadtest価格 8,000万円(税別)〜 ■愛知県 「自動⾛⾏実証推進事業」実施委託業務 →愛知県内の10箇所(うちモニター調査5箇所、遠隔型4箇所)で自動運転の実証実験を⾏う。 参考URL:http://www.pref.aichi.jp/uploaded/life/161886_262803_misc.pdf 予算額 上限約1,800万円 ■愛知県春日井市 自動⾛⾏実現化研究 →⾞両の自動⾛⾏システムによる新たな移動⼿段の確保に向けて、自動⾛⾏の実証実験を⾏うため、自動⾛⾏に必要な⾼蔵寺ニュータウン内の⾼精度3Dマップを作成する。 参考URL:http://www.city.kasugai.lg.jp/koho/special/29222/029231.html 予算額 1,270万円 ■福井県永平寺町 自動⾛⾏実証実験施設整備事業 →永平寺参ろーどを活用した自動⾛⾏の実証実験を⾏うため、参ろーどの基盤整備に必要な測量設計や⼯事を実施する。 参考URL:https://www.town.eiheiji.lg.jp/420/429/p003039_d/fil/2017yosan.pdf 予算額 1億2,000万円 (国費等の補助⾦込) ■その他 一般的な自動運転試乗体験イベント →⾼精度地図(3Dマップ)作成、自律⾛⾏型の⾞両を用いた自動運転試乗体験イベント開催。 ※関係者ヒアリングによる 概算費用 400万円程度

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