豊田市におけるタクシーを活用した外出支援策に関する研究
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54 1.自動運転を取り巻く状況 1-1.自動運転の実証実験の取り組み ⾼齢者の移動⼿段確保の問題に限らず、交通安全、渋滞緩和等、様々な効果が期待される自動運転の導入に向け、様々なレベル・領域で研究開発や実証実験が進められている。 官⺠ITS構想・ロードマップ20171)では、表 3-1-1に示す通り自動運転システムの市場化・サービス実現期待時期を示している。 これによると、自家用でSAEレベル4の実現が⾒込まれるのは、「⾼速道路」において「2025年を目途」とされている。自家用⾞ではレベル2やレベル3から順次導入が進み、レベル4については⾼速道路から導入が進むことが想定されている。 一⽅、移動サービスでレベル4の実現が⾒込まれるのは、「限定地域」において「2020年までに」とされている。 表 3-1-1 自動運転システムの市場化・サービス実現期待時1)

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