豊田市におけるタクシーを活用した外出支援策に関する研究
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44 3-1-2.検討の⽅法 本研究では、地域バスの乗用タクシーへの代替可能性を検討するに当たり、はじめに、現状のタクシー台数の配置状況という地理的な要因から検討対象路線を選定した。つぎに、経済的要因を考慮するためタクシー運⾏経費の試算⽅法を検討した。 (1)検討対象路線の選定 豊田市内のタクシー事業者の分布と台数を下図に示す。中⼭間地域にもタクシー事業会社が存在するがタクシー台数は少ない。一⽅、市街地周辺には、タクシー事業者が複数あり、それぞれ、15-82台のタクシーを保有している。 公共交通として、「乗用タクシー」を活用した「タクシーメーター補助」の導入可能性を検討するにあたっては、スムーズにタクシーが配⾞される必要があることから、タクシー事業者、タクシー台数の多い、市街地周辺の地域バス9路線を検討対象とした。選定した9路線を下表に示す。 上郷地域バス水源東地域バスつくばねバス鞍ヶ池バス福祉バス保⾒地域バス 図 豊田市内のタクシー事業者の分布とタクシー台数

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