豊田市におけるタクシーを活用した外出支援策に関する研究
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39 証を⾏う自治体を国側が探していたことから、水⼾市が⼿を挙げて実証実験を⾏うに至った。なお、実証の費用は全て水⼾市が負担している。 ・水⼾市国田地区は、バス路線が存在しているものの朝夕のみの運⾏であり、昼間時にはバスの運⾏がない地区であり、実証実験のフィールドに選定された。 ・10:00~16:00の6時間、市が通常のタクシー借り上げ運賃の半額(17,940円/日)でタクシーを借り上げ、利用者には1回当たり1000円を負担してもらうことで、差額をタクシー事業者に支払う仕組みである。 2-2-2.富⼠⾒市でのタクシー活用 (1)実証実験名 富⼠⾒市デマンド交通実証実験 (2)ヒアリング先 富⼠⾒市 建設部 交通・管理課 (3)訪問年月日 (平成29年)2017年11月24日 (4)実験の概要 項 目 内容 法律上の位置づけ 乗用タクシー 自治体とタクシー会社の契約関係タクシーメーターの補助 運賃体系 タクシーメーターの半額 ※障がい者⼿帳を提示した⽅は障がい者割引(1割引)後の半額 運⾏頻度(運⾏時間帯) 毎日(午前8時30分から午後5時30分まで) 運⾏範囲 富⼠⾒市内、及び、市外の共通乗降場(5箇所)・イムス三芳総合病院 ・上福岡総合病院 ・TMG宗岡中央病院 ・入間東部みよしの⾥ ・東入間医師会休日急患診療所 乗降場所 自宅、及び、共通乗降場(370箇所) 支払い⽅法 現⾦のみ 利用者の事前登録 あり 利用者の限定 富⼠⾒市に住⺠登録している⽅ その他 ・実施期間は、平成29年8月1日から平成30年1月31日までの6か月間(12月29日〜1月3日を除く)

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