豊田市におけるタクシーを活用した外出支援策に関する研究

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8 移動目的別に⾼齢者がタクシーを利用した際の往路または復路の交通⼿段の利用割合を図 1-9に示す。通院目的の場合、往復ともタクシーという回答が最も多く、83%を占めている。仕事・出張や余暇・娯楽、その他の目的の場合、片道は他の交通⼿段である割合が4割程度存在している。 ⾼齢者の場合、買い物、通院は大半が往復ともタクシーとなっている。図 1-10に示すように、非⾼齢者の場合、買い物・通院の際、他モードや徒歩と併用している割合は50%程度認められることから、タクシー利用の⾼齢者は、日常必需の移動である通院や買い物の移動をタクシーに依存せざるを得ない層と推察される。 図 1-9 移動目的別タクシー利用時における往路または復路の交通⼿段（⾼齢者） 図 1-10 移動目的別タクシー利用時における往路または復路の交通⼿段（非⾼齢者）