中国の都市における交通まちづくりの現状と将来に向けての動向に関する調査
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94 5-3 日本国民を対象とした調査による比較 前にも触れたが、平成28年度に、当研究所が「自動運転普及がもたらす都市交通への影響研究」において、WEBアンケート調査を実施して、1,480名から回答を得た(詳細は平成29年3月に発行した報告書を参照されたい)。 ここでは、平成28年度調査で得たデータと本調査で得たデータとの比較をし、日中間の比較を行う。まず、下図のように、自家用車の利用頻度については、中国より日本の方が高い。その結果というべきか、鉄道やバスの利用頻度は逆で日本より中国の方が高い。 年齢に関しては、前でも述べたが、日本では、65歳を境に半々になるようアンケートを依頼した経緯があったが、自家用車の普及状況の影響で、中国では、それができず、下図のような違いが表れた。

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