中国の都市における交通まちづくりの現状と将来に向けての動向に関する調査
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77 の事業規模にまだ及ばないが、車の普及に伴う交通問題が深刻化している深圳市において地域最大手である。 表 4-3 利用車種及び料金体系 車種 定員 航続距離 料金体系(24時間最大料金) BYD-E5 5人 200-270 km 約17円/分(約4,380円) 江淮IEV5 5人 150-200 km 約9円/分(約2,580円) 江淮IEV4 4人 110-160 km 約7円/分(約1,720円) 北京汽車 5人 120-180 km 約7円/分(約2,060円) 出典:「聯程共享」のHP掲載内容をもとに作成 表 4-4 中国における主要のEVシェアリング会社 会社名称 創立地 自動車メーカー系 上海共享汽車EVCARD 上海市 上海汽車系 TOGO途哥 北京市 個人オーナー 既行car2go 重慶市 ダイムラー系 Gofun出行 北京市 首都汽車系 盼達用車 重慶市 力帆汽車系 聯程共享 深圳市 BYD、江淮汽車、北京汽車 出典:週刊ダイヤモンドの新聞記事をもとに作成 「聯程共享」が運営しているシェアリングシステムは、深圳宝安国際空港、港、高速鉄道駅、主なバスターミナルなどの交通中枢及びハイテック特区の高科技園区をカバーしているため、システムの利便性は高いと評価されている。また、シェアリングシステムの利便性をさらに高めるため、深圳市に限定せず、隣接の東莞市にもステーションを設置し、都市間の車利用需要にもある程度対応できるようにした。 EVシェアリングシステムの利用は、スマホアプリを通じて操作することが可能であるため、その利便性が高い(図 4-8参照)。
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