中国の都市における交通まちづくりの現状と将来に向けての動向に関する調査

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53 図 3-13 道路施設管理維持システム（道路管理巡回者表示） また、道路管理者はこの情報システムの可視化機能を通じて、報告された案件の位置情報（緯度、経度）及び、その内容を確実に把握している。これらの情報によって、道路管理者は報告された案件の対応優先順位を決めて、道路維持会社の担当者に連絡し、効率的に業務を進めることが可能となる。 図 3-14 道路施設管理維持システム（案件地点表示） 3-4-6 バス運行モニタリングシステム 市内のバス運行情報をリアルタイムに把握するため、バスプローブデータの解析に基づく位置情報システムを開発した。この情報システムから、運営中のバス車両台数、そして各車両の位置情報（緯度･経度）をリアルタイムに把握することで、そしてバス運営サービスレベルを評価するための平均速度が算出でき、バス運営に対する評価がリアルタイムにできるようになった（図 3-15参照）。