中国の都市における交通まちづくりの現状と将来に向けての動向に関する調査
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50 3-4-2 高速道路運行自動モニタリングシステム 市内の道路交通の運行状況を把握することだけでなく、都市間の高速道路の運行状況を把握できるよう、マイクロ波車両感知器、磁気車両感知器などによって収集したデータを用いて、高速道路の渋滞情報を把握している。例えば、隣接している東莞市、恵州市への高速道路にてマイクロ波車両感知器を設置し、車両感知器データから道路渋滞情報をモニタリングしている(図 3-8参照)。 図 3-8 都市間の高速道路に設置している車両感知器 また、都市間の高速道路の渋滞状況をリアルタイムにモニタリングする結果は図 3-9に示す。このモニタリングシステムの結果から、高速道路の渋滞道路区間を可視化することで、時間帯別道路渋滞箇所を簡単に把握できるようになった。 図 3-9 都市間の高速道路の渋滞情報
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