中国の都市における交通まちづくりの現状と将来に向けての動向に関する調査
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24 1-3-4 合肥市 セントレアから深圳市までは直行便がないため、経由都市の合肥市で現場調査を行った。その詳細は表 1-2に示す。交通計画研究機関、民間企業、交通警察部門を対象に、公共交通計画の現状、ITS技術の開発現状、バス運行管理や交通警察管理におけるITS技術の活用方法を調査した。そして、地下鉄の整備状況や新区建設の実態も調査した。 表 1-2 合肥市の現地調査概要の一覧表 合肥市における公共交通整備計画について概要は次の通りである。合肥市の「十三五交通運輸発展計画」はBRTの28路線、8箇所のバス車庫、27箇所のターミナルを新設する方針を定める(BRT現状:3路線)。2016年12月に、地下鉄の1号線が開通し、複数の路線が整備中であり、地下鉄網の規模が更に拡大する見通しがある。 BRTの整備計画14 地下鉄の整備計画15 図 1-14 合肥市の公共交通整備 14 出典:万家热线、http://365jia.cn/news/2017-03-09/48BEC30AE3C4A80A_all.html(中国語) 15 出典:8684、http://hfdt.8684.cn/intro(中国語) 日程訪問先調査内容主要参加者8月30日午前合肥市計画設計研究院公共交通基本計画•曹慶峰交通所副所長•林麗凡交通所主任技師•張衛華教授(合肥工業大学)8月30日午後安徽科力情報産業有限責任会社ITSに関するシステム開発の最新動向•徐彧社長補佐•段連飛技師長•張衛華教授(合肥工業大学)8月31日午前合肥市バス会社バス運行におけるITS技術の活用方法•汪永強技師長•張衛華教授(合肥工業大学)•汪春副院長(合肥工業大学交通計画研究院)8月31日午後安徽省交通警察管理センター交通警察の管理領域におけるITS技術の応用現状•馬利忠大隊長•汪春副院長(合肥工業大学交通計画研究院)9月1日午前-地下鉄整備状況新区建設の実態-

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