中国の都市における交通まちづくりの現状と将来に向けての動向に関する調査
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19 に音声で現在の信号情報を流れる。もちろん、ほかのカウントダウン信号でも見られるような横断歩行者のための残留秒数が表示される。 写真 1-14 センサ付き・警告機能を有する横断歩道信号システム(安藤撮影) 南京市同様、左側の写真に示すように、歩行者優先が受け入れられるようになり、タクシーが歩行者を待つ風景が見られるようになった。右側の写真に示すように、学校前の横断歩道に書かれた路面標示:「車が人に(道を)譲れ」がある。 写真 1-15 南京市での歩行者優先の様子(安藤撮影) 中国では、立ち乗り型乗り物が大流行で、認定されている乗り物、認定されるかどうかが分からない乗り物等、様々な乗り物を街角で見ることができる。写真 1-16に示しているのは観光地周辺で警備員がセグウェイを利用している様子である。 一方、従来型の乗り物も日本では考えられる利用方法がある。写真 1-17に写っているのは街角の電動バイクであるが、注目すべきなのは、後ろの座席のほか、運転者の前にある補助席で、最大3人乗りとなる。

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