中国の都市における交通まちづくりの現状と将来に向けての動向に関する調査
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9 ・Techno India College of Technology(インド):Nilanjan DEY助教授 第3章で詳述するシェアリング自転車以外の項目として、西安市調査で最も力を入れて調査したのは、まちづくりに関連する特区制度である。 西安市周辺には、「西咸(かん)新区」という国家級新区がある。2014年1月16日に認定された特区で、西安市と咸陽市に挟まれた形となっていたが、2017年1月に西咸新区は行政的に西安市所轄とされたため、結果的に、西安市の拡張にしただけとなった。 特区の位置と旧西安市等との関係は図 1-4の通りで、旧西安市の北西部と咸陽市の東部である。新区内ある5区は元々大多数の土地は咸陽市所轄だったが、結果的に、そのまま西安市の5つの区に変わった。2017年3月1日から西安市の行政サービスを受けることとなった。 図 1-4 西咸新区と旧西安市や咸陽市との位置関係6 西咸新区は図 1-5に示したように、国の西部大開発のための重点都市新区である。中国政府からみれば、上海の国家級新区の浦東新区と同等である。 6 出典:知乎、https://www.zhihu.com/question/46666093(中国語)
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