中国の都市における交通まちづくりの現状と将来に向けての動向に関する調査
102/126

98 世帯収入については、両国間の社会状況の違いから絶対額(1中国元=17日本円、2018.1現在)で比較できないが、それぞれの国で聞いた「常識」をベースに設定した収入の区分で見ると、自家用車をもっている中国人は思ったより世帯収入が低いと思った。 運転時の感じ方については、中国での回答が多い項目は「対向車のランプが以前よりまぶしく感じる」であるが、日本での回答が多い項目は「物忘れが多くなった」、「反応が遅くなった」となっている。日本の方は高齢者が多く加齢によるものである。 運転時の配慮については、中国での回答が多い項目は「雨の日の運転を控える」と「長時間/長距離の運転を控える」の2項目のみで、残りの8項目については日本での回答が多い。日本の方は運転における配慮をよりしているようである。

元のページ  ../index.html#102

このブックを見る