多様なモビリティの共存による低炭素交通の実現~自動車CO2排出量算定の改善に関する研究~
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2 図 1-2 豊田市の温室効果ガス排出量の推移2) また、自動車の温室効果ガス排出量をライフサイクルアセスメント(LCA)の観点からみると、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、電気自動車等の次世代自動車は、走行時に温室効果ガスを排出しない、または、温室効果ガス排出量が少ないものの、従来のエンジン車にはない駆動用バッテリーを搭載するため、バッテリー等の部品製造時や廃棄時に、従来の自動車よりも多くの温室効果ガスを排出する可能性がある。そこで本研究では、ヒアリングや資料調査により、次世代自動車のLCA評価について情報収集することも目的とした。

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