多様なモビリティの共存による低炭素交通の実現～自動車CO2排出量算定の改善に関する研究～

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21 また、豊田市と愛知県のガソリン乗用車の車両重量別にみたハイブリッド車保有率を図 2-6に示す。 豊田市と愛知県の保有率を比較すると、車両重量2,600kg未満の乗用車で、車両重量1.800-2,000kgを除き、全体的に豊田市のHV保有率が高い。特に、車両重量2,000-2,200kgの乗用車では21.4ポイント、車両重量2,200-2,400kgの乗用車では、11.9ポイント豊田市のHV保有率が高い。 ガソリン乗用車の車両重量別の代表的な車名を表 2-20に示す。豊田市では、ハイブリッド専用車であるアクアやプリウスが含まれる車両重量1,000～1,400kgクラスで、保有率が23.1%～35.6%である。また、アルファードハイブリッドやレクサスLS600hが含まれる車両重量2,000～2,400kgクラスでは保有率が47.4%～61.8%に達している。一方で、ミニバンが多く含まれる車両重量1,400～2,000kgクラスでは保有率が7.7%～20.2%にとどまっている。豊田市で保有車両の約4割を占める車両重量1,400～2,000kgクラスの乗用車で、次世代自動車を普及させることもCO2削減を推進する上で重要であると考えられる。 0%10%20%30%40%50%60%70%600-800800-10001000-12001200-14001400-16001600-18001800-20002000-22002200-24002400-26002600-28002800-3000ハイブリッド車保有率車両重量(kg)ガソリン乗用車の車両重量別ハイブリッド車保有率愛知県HV率豊田市HV率 図 2-6 ガソリン乗用車の車両重量別ハイブリッド車保有率