多様なモビリティの共存による低炭素交通の実現~自動車CO2排出量算定の改善に関する研究~
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8車の分類を行うとともに、車両重量の区分を行うところに特徴がある。図 2-1に車両重量とCO2排出量(g-co2/km)のカタログ値の関係5)を示す。車両重量は車両の環境性能に与える影響が大きく、車両重量を考慮することで、地方公共団体において環境負荷の小さい車両が普及している状況を反映することができる。 車種別エネルギー種別車両重量別の自動車保有台数、走行距離、CO2排出原単位の積を求めることでCO2排出量を算出する。また、地方公共団体のCO2排出原単位はカタログ値に基づき拡大係数を設定し算出する。 ()kjikjikjikjikjikjikjiCEUCEUCEUDNEM,,,)(,,,,,,,,,,)(,,,,,,カタログ値地方公共団体地方公共団体地方公共団体地方公共団体地方公共団体地方公共団体×=××=α (1) 記号 (単位) 定義 EM地方公共団体 (g-CO2) 地方公共団体のCO2排出量 N地方公共団体,i,j,k (台) 地方公共団体の車種別エネルギー種別車両重量別自動車保有台数 D地方公共団体,i,j,k (km/台) 地方公共団体の車種別エネルギー種別車両重量別走行距離 (※1) CEU地方公共団体,i,j,k (g-CO2/km/台) 地方公共団体の車種別エネルギー種別車両重量別CO2排出原単位 CEUカタログ値,i,j,k (g-CO2/km/台) カタログ値に基づく車種別エネルギー種別車両重量別CO2排出原単位 α地方公共団体,i,j,k (-) カタログ値に基づくCO2排出原単位から地方公共団体のCO2排出原単位を求める場合の拡大係数 (※1) i 車種 (次世代自動車および非次世代自動車の別に、軽乗用車、小型・普通乗用車、バス、特種車(旅客)、軽貨物車、小型貨物車、普通貨物車、特種車(貨物)) j エネルギー種別 (ガソリン、軽油、LPG、ガソリン・電気、軽油・電気、電気、水素、CNG等) k 車両重量別(200kg毎に区分) ※1既存の統計資料では、車両重量別に値を設定することが難しく、全ての車両重量区分で同じ値を用いることになる。そのため、式中のkを括弧書きとした。
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