車両挙動を考慮した生活道路における高齢運転者への助言型ISA効果検証
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40 21分析結果及び考察分析結果の詳細Ⅰ①年齢層別の規制速度超過率(横軸:事前、縦軸:事後) 0.00.10.20.30.40.50.60.70.80.91.00.00.10.20.30.40.50.60.70.80.91.0事後事前30 km/h40-50 km/h 0.00.10.20.30.40.50.60.70.80.91.00.00.10.20.30.40.50.60.70.80.91.0事後事前30 km/h40-50 km/h図事前事後の規制速度超過率「高齢者」図事前事後の規制速度超過率「非高齢者」•高齢者:30 km/hの場合、ほとんどの計測値が傾き45度の直線より下にある⇒生活道路における速度抑制効果がある22分析結果及び考察分析結果の詳細Ⅱ②年齢層別の平均走行速度(横軸:事前、縦軸:事後) 01020304050600102030405060事後事前30 km/h40-50 km/h 01020304050600102030405060事後事前30 km/h40-50 km/h•高齢者:30 km/hの場合、ほとんどの計測値が傾き45度の直線より下にある⇒生活道路における速度抑制効果がある図事前事後の平均走行速度「高齢者」図事前事後の平均走行速度「非高齢者」23分析結果への考察分析結果及び考察サンプルによるバラツキによる影響非高齢者であっても事後に効果がみられる被験者も存在していたが、本研究は被験者の個人差を表現できず道路環境の差異による影響速度抑制効果が現れているリンク,現れていないリンクは存在しているため、本研究はリンク長、勾配などの影響を考慮できず年齢層別の定性的な特性による影響約5ヶ月の実験期間中,合計4回の説明会を開催し,被験者を集めアンケート調査や実験説明を実施した際、高齢者には比較的従順で経験したことをする方が多数(主観的印象)24まとめ及び今後の課題まとめ•高齢者は、規制速度30km/h道路区間において事前事後の規制速度超過率及び平均走行速度に有意な差が認められ、ISAアプリの利用経験により規制速度の遵守意識向上•非高齢者は、いずれの規制速度(30、40、50km/h)の道路区間においても、事前事後の規制速度超過率及び平均走行速度に有意な差が読み取れず、ISAアプリの利用経験がドライバーの規制速度遵守意識の向上に影響を与えられず•被験者の特性、道路リンクの環境による特性等の影響がある可能性を否定できず
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