車両挙動を考慮した生活道路における高齢運転者への助言型ISA効果検証
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39 17プローブデータのマップマッチング•プローブデータによる緯度・経度情報には、誤差がある•ISAアプリが使用するデジタル道路地図は公開されない‣GPSによる単独測位は,上空に遮蔽物がない場合でも10m~100mの位置特定の誤差が生じる‣都心部などの高層ビルがある場所では,マルチパスの影響により,さらに誤差が大きくなる出典:株式会社地域未来研究所のホームページ‣ISAアプリのマップマッチング結果を利用することができない‣入手できるデジタル道路地図と異なる可能性が高い‣本研究はArcGISデータコレクション2016道路網を使用する•プローブデータのマップマッチングの目的‣運転者の移動経路を特定‣道路区間上にGPSポイントの位置をマッチング本研究の分析手法18対象道路区間の選定本研究の分析手法①両側を交差点とする道路区間に集約②高齢者および非高齢者それぞれの運転行動に基づく選定③一定量のGPSポイント数があるリンクを抽出目的:交差点と交差点の間の道路区間を対象理由:分析対象となる道路リンク数を確保理由:分析結果の信頼性を確保(事前:200、事後:100)表対象道路区間の選定結果道路類型速度規制被験者リンク数共通生活道路30km/h高齢者8916非高齢者36補助幹線道路40-50km/h高齢者319111非高齢者27019評価指標の算出・比較本研究の分析手法•山崎が用いた評価指標:速度超過の割合定義:規制速度を超えた走行距離を全走行距離で除した値適用対象:規制速度別の道路区間の合計•本研究が用いた評価指標(道路リンクを対象)規制速度超過率定義:マップマッチングさせたGPSポイント全数のうち、規制速度を超過したGPSポイント数が占める割合平均走行速度定義:マップマッチング結果に基づく1秒毎のGPS電波によるドップラー走行速度の平均値特徴:信号待ちによる速度低下の影響を考慮するため、信号交差点中心部から半径20mの円形内で収集されたGPSポイントは分析から除外20分析結果(一対の標本による平均の検定)表規制速度超過率の平均値の比較結果表平均走行速度の平均値の比較結果•結論:助言型ISAの利用による高齢者の速度遵守意識が向上(生活道路)分析結果及び考察被験者速度規制リンク数事前・平均値(分散)事後・平均値(分散)T値高齢者30 km/h8913.9 (97.8)12.9 (79.6)2.4240-50 km/h31922.3 (163.0)22.6 (156.9)-0.64非高齢者30 km/h3612.2 (86.9)12.4 (91.3)-0.2340-50 km/h27019.1 (168.0)19.5 (192.8)-0.87被験者速度規制リンク数事前・平均値(分散)事後・平均値(分散)T値高齢者30 km/h890.164 (0.051)0.103 (0.027)4.7540-50 km/h3190.193 (0.050)0.186 (0.053)0.99非高齢者30 km/h360.140 (0.039)0.122 (0.042)0.6940-50 km/h2700.175 (0.055)0.184 (0.065)-1.26

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