車両挙動を考慮した生活道路における高齢運転者への助言型ISA効果検証
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36 5生活道路での速度抑制方法出典:第46回まちべんの資料(三村)1. 交通規制によるもの2. 空間整備によるもの(ハンプ、狭さく)3. コミュニケーションによるもの最高速度を設定することにより運転者に規制速度の遵守を強いる方法課題:規制速度を守るというモラルが非常に低いとの報告がある物理デバイスにより自動車が通過する際に強制的に速度をおとさせる方法課題:①整備費用が高い②導入に対する地域住民・管理者の理解車両との情報交換により、運転者の認知に働きかける(速度を超過しているという事実を伝える)ことで、運転者が自ら速度を落とそうとすることを促す方法➡ICT技術を用いた取り組み(IntelligentSpeedAdaptation)研究背景及び目的7助言型ISA公道実験の紹介実験用の助言型ISAアプリ・助言型ISAの稼働環境(スマホのAndroid OS)•規制速度超過の情報提供機能ON/OFFに設定可能•(公財)豊田都市交通研究所、豊橋技術科学大学、中京大学の共同研究グループ「ISA研究会」によって実施走行速度(常時表示)走行中区間の最高速度規制情報速度超過警告(規制速度超過時)図ISAアプリの画面表示様子図ISAアプリによる走行空間別提供情報走行空間 走行時画像走行時音声速度超過時画像速度超過時音声 幅員5.5m 以上50 km/h 規制区間 ポン 50きろきせいです 40 km/h 規制区間 ポン 40きろきせいです 30 km/h 規制区間 ポン 30きろきせいです 幅員5.5 m以下(速度規制無) ポン (30超過時) そくどにちゅういしてそうこうしてください ゾーン30 ゾーン30にはいりました(1回のみ) 30きろきせいです 8実験対象地域及び被験者助言型ISA公道実験の紹介ゾーン30 約10km 約7km図実験対象地域実証実験の被験者ゾーン30内又は近辺の居住者高齢者:21名、非高齢者:27名規制速度超過情報の提供範囲外環状の内側+αの道路一部エリアの規制速度情報ゾーン30内の道路被験者への依頼作業スマホを車内に設置運転の際、アプリを起動実験日報の記録

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