自動運転普及がもたらす都市交通への影響研究
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573-1-4.⽇本における商⽤化に向けた⾃動運転⾞両の開発事例 ⽇本における商⽤化に向けた⾃動運転⾞両の開発事例を紹介する。 アイサンテクノロジー・岡⾕鋼機・ティアフォーは、⾃動運転普及による市場が⾒込まれるワンマイルモビリティに着⽬し、完全⾃動運転EVであるMileeを開発した。 図Ⅱ-3-10 ワンマイルモビリティプロトタイプ初号機(通称:Milee/マイリー)26) ZMPは、⾃動運転技術を⽤いたモビリティサービスの開発・検証のニーズに対応するため、⾃動運転⾞両の公道実験⽀援パッケージの販売を開始した。価格の例として、税別8,000万円とされている。 図Ⅱ-3-11 RoboCar® MiniVan(⾃動運転⽤センサー付)27) 26) アイサンテクノロジー株式会社報道発表資料(2017.12.11): 岡⾕鋼機株式会社、株式会社ティアフォーとの業務提携における「ワンマイルモビリティ」プロトタイプ初号機完成に関するお知らせ, 2017. 27) ZMP報道発表資料(2017.8.31): ⾃動運転を⽤いたサービス開発向け公道実験⽀援パッケージの販売開始, 2017.

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