自動運転普及がもたらす都市交通への影響研究
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21(3)想定するサービスの姿 ⾼速道路上では、⾼速バスはLv3の⾃動運転で⾛⾏する。IC外の⼀般道路では乗務員が運転する。その他、運⾏中の様々な事態に対応することや乗客サービスのため、⾼速バスには乗務員が乗務する。 ICの敷地内または周辺部にモビリティセンターを設け、⾼速バスと都市内移動⼿段との乗換を⾏う。都市内移動⼿段にはSAVやOAV(⾃家⽤⾃動運転⾞)、OVs(⾮⾃動運転⾞)が利⽤できる。SAVやOAVは、⾃動運転が利⽤できる地区(限定領域)や区間(限定領域道路)でのみ利⽤できる。 モビリティセンターでの乗り継ぎの際は、MaaSの普及等により待ち時間の短縮が図られ、乗換抵抗を⼩さくする⼯夫がなされている。 その他の事項の想定を含めて、提案するシステムのイメージを図Ⅰ-3-2に⽰す。 A-HBus: Autonomous Highway Bus (SAE Level3)限定領域営業所(AVsの配⾞拠点)AVs専⽤領域 図Ⅰ-3-2 ⾼速バスを基軸とした都市間・都市内交通システムのイメージ

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