高齢運転者の増加を考慮した安全・安心なモビリティ実現を目指した研究
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72 図 5-23 自動ブレーキ作動条件の認識構造(車種からのパスを強調) (3)自動ブレーキに関する情報収集からみた特徴 図5-24は、自動ブレーキに関する情報収集から自動ブレーキ搭載車更新後の変更に繋がる一連のパスを強調したものである。メーカーカタログ、メーカーHPを参考としている場合や、事前に自動ブレーキを体験している場合に、自動ブレーキ作動条件をよく認識している一方で、メーカーCMを参考としている場合は作動条件をあまり認識しなくなることがわかる。また、上述の基本傾向の整理で参考にしているといった割合の高かったディーラー説明からは、自動ブレーキ作動条件の認識へのパスが有意になっておらず、必ずしも作動条件の認識を高めるものにはなっていない。 さらに、自動ブレーキの作動条件をよく認識している方が、自動ブレーキ搭載車更新後の変更によってより不安全な行動を取ってしまう可能性があることがわかる。 男性ダミー高齢ダミー活動能力DS1運転スキルへの自信DS2運転に対する消極性DS3せっかちな運転傾向DS4几帳面な運転傾向DS5信号事前準備的な運転DS6車はステイタスシンボルDS7不安定な運転傾向DS8心配性的傾向運転頻度軽自動車ダミー普通自動車ダミー自動ブレーキ作動経験ダミー自動ブレーキ誤作動経験ダミーディーラー説明メーカーカタログメーカーCMメーカーHP自動車専門誌記事新聞・一般雑誌記事ニュース・TV番組公的機関の自動ブレーキ評価結果事前の自動ブレーキ体験自動ブレーキ作動条件の認識自動ブレーキ搭載車更新後の変化個人属性自動ブレーキ作動経験自動ブレーキに関する情報収集CFI:0.983RMSEA:0.059P<0.01P<0.05P<0.10負のパス
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