高齢運転者の増加を考慮した安全・安心なモビリティ実現を目指した研究
35/85

31 図 3-14 時刻別の交通事故の傾向(全体) 図 3-15 時刻別の交通事故の傾向(第一当事者高齢:65歳以上) (9) 道路構造別の交通事故の傾向 図3-16、3-17にADAS有無による道路構造別交通事故の傾向について全体と高齢層の別に示す。フィッシャーの正確確率検定を実施したところ、全体の傾向のインプレッサにおいてADASあり/なしの2変数間に有意差があった。ADASの搭載によって単路での交通事故の構成割合が低下していることがわかる。また、高齢層においては際立った傾向はみられないことがわかる。また、図3-18に全体についてのみ、詳細な道路構造別の交通事故傾向について示す。図3-16において有意差があったインプレッサをはじめ、いくつかの車両において、ADASの搭載によって特に幅員5.5m以上の道路空間における構成割合が低下していることがわかる。 0%20%40%60%80%100%ADASあり(N=484)ADASなし(N=57)ADASあり(N=174)ADASなし(N=37)ADASあり(N=1150)ADASなし(N=51)ADASあり(N=64)ADASなし(N=9)ADASあり(N=820)ADASなし(N=624)フォレスターインプレッサヴェゼルジェイドハスラー昼夜0%20%40%60%80%100%ADASあり(N=55)ADASなし(N=5)ADASあり(N=33)ADASなし(N=3)ADASあり(N=105)ADASなし(N=3)ADASあり(N=10)ADASなし(N=1)ADASあり(N=76)ADASなし(N=82)フォレスターインプレッサヴェゼルジェイドハスラー昼夜

元のページ  ../index.html#35

このブックを見る